とう と きょう TO & KYO

「とう と きょう」はTYOのクリエイティブプロジェクト“PIECE OF TOKYO”のひとつとして公開された作品です。

東京の狭い路地に、昔から人知れず暮らす2匹の鬼の子ども。風情ある谷根千(谷中・根津・千駄木エリア)を舞台に登場するとうときょうは、監督・キャラクターデザインを務める合田経郎が、「東京には秘かに土着的な何かがいるかも知れない。」とイメージして生み出したオリジナルキャラクターです。撮影は、実写背景にキャラクターのこま撮り映像を合成するだけではなく、狭い路地を走るシーンなどは操演人形も使い、独特な動きを表現するよう工夫して行いました。本作では、姿をどんどん変えていく都市でありながらも、昔から変わらない人々の生活風景がある東京・下町の魅力を描いています。

あらすじ

東京、谷根千。その狭い路地で鬼ごっこをしているのは、鬼の子ども“とう”と“きょう”。

彼らからするとそこは、東京が江戸だったずっと昔から変わらぬ遊び場だ。
見かけた人にいたずらで「のろい」をかけるのも、昔からずっとやっていること。
東京がどんどんと姿を変えていくのは、彼らののろいのせいもあるのかもしれない・・・。

Downtown Tokyo, Yanesen. Two petit-demons “To” and “Kyo” are doing tags in the narrow alley with full speed.
For them, this city has been their playground for centuries since Tokyo was called "Edo".
They have been playing with their spell, picking randomly on a passerby.
Their tricks could be a reason for sudden strange changes that happen in the city or in your mind!